クマともりとひと

これは日本熊森協会(完全民間自然保護団体)の仲間です。全生物との共存を思う仲間は健康そう、顔つきがいいですね。とか偉そうに言ってるワタシは「熊森協会?何それ?」ってのが数年前でした。知ったきっかけは、、夜中に変な音で目が覚めた。ピチャピチャ異様な音がする、雨かな?そのうちに動物の鼻息だか呼吸みたいのが聞こえてきた。やっと、「クマが窓の外のプルーンを食べに来たんだ!」って理解した。
生まれて初めて野生のクマの息を間近で聞き、スゲー怖かった。とりあえずブログに書いた。したら警察に連絡したら!って人もいた。それはできなかった。ブログを読んだ横浜のKさんが熊森協会資料と「クマともりとひと」を早速送ってくれた。読んでボロボロ泣いた。自分の無知さを恥じた。クマは犬よりも賢く、気高く、やさしいそーな。。恐ろしい!駆除しろ!ってなったのは現代からで、昔は奥山の動物との棲み分けがあり、人と動物とが信頼し合って生きてたそうです。現代になり、野生鳥獣がたくさん駆除され、クマも毎年、大量に捕獲され、殺されています。
森は多様な植物、多様な動物がいて活きた森になるそうです。生態系が一つ欠けても、人間だって生きて行けなくなる。熊森協会のもう一つの活動は、森の再生と、すべてのいのちを支える滋養豊かな水を生む奥山の水資源の保全です。これはもう国がやることですよね。それを全くの補助もなく民間がやってる。イギリスの自然保護団体は会員数350万人、日本は?なんとたったの約2万6千人だもん、これはもう群れるのが嫌いなワタシとて応援するっきゃないっしょ。まだまだ予算も不足だそうで、応援したい方は少しでも寄付しましょう。また関心ある方は「クマともりとひと¥100」をお~屋で販売していますので読んでみてください。日本熊森協会とは
ワタシもちょっとずつ買い足した土地に昔ながらの森をつくろう!ってかねてから思ってた。森は自然派微生物がいっぱいです。その空気がすべての生き物の健康をつくります。森から湧く空気がうちらの健康や免疫力と大きく関わっています!。その空気を吸いたい!後に続く若者にも残せる!と、思った。業者に頼んで広葉樹を多種植え、順調に育ち今年で3年目になる。もしかクマが夜中にどんぐりをそっと食べに来るかも?いやそれは手遅れやね、、なんか思った。。

山は緑に見えて、、奥山は戦後の国の不自然なスギの植林で写真左のよーに、大荒廃です。下草も枯れ、これでは他の動物も死んでしまいます。森がちゃんとあれば、イノシシも畑を荒らさないそうです。ドイツ政府はその誤りを公表し、これからは多種の広葉樹を植えると国民に宣言したそうです。日本でも森を世界につくっている、あの横浜国大の宮脇教授も樹を多種混ぜるほど、いい森ができる!とご高齢でも元気に頑張っています。自然の多い長野でも50%が人工林、もう日本中から昔ながらの森は消えています。
世の空気がおかしくなってきたのは、、昔ながらの森、原始林が消え、「共生」の考えがなくなり、危険なものは排除する考えになってからなんです。現代医学もそう、悪いものを排除で部分を取り除く。いのちは全体で繋がってこそ活き、再生するわけです。あの宮崎の口蹄疫問題も、あれって致死率数パーセント、感染たって子どものはしかみたいなもんだそうです。簡単に治るのに、いえ、自然放牧で丈夫に育てれば感染もしないでしょ。なのに300万頭も殺しちゃった。「日本の畜産のクリーンなイメージを重視する」、とかで殺処分て、もうどないやねん??動物はうちらの仲間、血もでるし痛みだってある。なのに簡単に殺しちゃう。もう口蹄疫云々よりも国の中央の判断の方が恐ろしい。
あの300万頭もの牛達は今も宮崎の地に埋められてる。それ考えるとトラウマになる人も多いでしょう。ワタシもです。。うちらは繋がりがあってこそ生きてます。自然が創った細菌や、すべての生き物とのつながりで健康に生きられるよーに自然の神様が創ったんです。人間だけの付き合いじゃないわけで、、なんというか、、共存は生きる上での原点というか、、それこそが冷え取り的生き方なわけですよ。

若いオスのクマがイノシシの罠にかかり捕まった。これは法律違反、熊森の人が必死で放獣交渉をしたけど受け入れられなかった。捕獲されて3日目、クマはうつむきながら見つめ返す。そこには怒りも憎しみもなく、ただ困惑と深い悲しみがただよっていた、、地元の老人が「こんな危ないもの、早く殺せ!」、、と言った・・・くまもり通信より  

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クマともりとひと」のコメント(3)

  1. 金木犀 より:

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    いそじさんのおかげで「クマともりとひと」を読んで本当によかったです。
    これからは争う時代ではなく、地球を大切にしてその中で共存してゆく時代ですよね。
    そして共存は人間の間だけでなく、動物も植物もみんな一緒に!

    うちの地域は、クマはいないけれど、里山や森に小動物がいるので、
    どんぐり拾いではなく、食料費の形で熊森協会さんに寄付を送りました。

    なんとかみんな生き延びてくれるよう、祈っています。

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    金木犀 さん、ワタシも食料費の寄付が一番よいのではと思います。活動に参加できなくても働いたエネルギーを寄付するのはキモチイイっす。
    一人ヤマンバのワタシも、微生物や見えない繋がった多くの仲間を感じると癒されます。
    見える仲間がいても寂しいのは、、半分の世界だから、ですよね。共存共生の意識はそれこそカラダを芯から温めますよね。
    なんか言ってますけど、、夏は蚊やブヨを殺したりして(-_-;)、、

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    こんばんわ。
    kei_です。
    先日は熊森会員であるいそじさんのブログのコメ欄に、
    ヌケヌケと知ったかぶりの書き込み、大変失礼をば致しましたデス。
    久しぶりに、穴掘って入り込みたい気分やったですん♪(いや、ここは♪マークじゃないだろうよ、、)

    最近、協会の名前もあちこちで聞くようになって少しづつでもそれぞれが、「なんかそれって、おかしくないか??」と言い始めている感じがしています。
    周りの人と「熊」について話をすることなんてなかったですからね、今までは、、、。
    これからいろいろな対策が出ては、それに意義を唱える人もでてくるとは思いますが、
    金木犀さんの最後の一行、
    「なんとかみんな生き延びてくれるよう、、、」
    って、ほんとそう思いますね。

    調子こいて書くとまた、アブナイので今日はこの辺で~~!笑

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