ゆる体操の高岡英夫氏によれば、、ゆるみの逆が固まりで老化、身もココロもロボットみたいになり、最後の硬直が死。カラダもココロも固ければ冷えを呼び、鬱になり、病気になる。ゆるめば温まり笑いが出る。なのでこのゆるみと冷え取り、同じですよね。ゆる体操は冷え取り体操でもあって、毒だしを促進しますよね。それで飛びついたってわけです。
ゆるみによってセンターが形成されることで、地軸から天上までのラインで繋がり、天人地の一つのラインができると高岡氏は言います。未熟なﾜﾀｼが言っちゃなんだけど、、うちらはすでに天人地でもとから繋がってるんじゃぁ、って思うんです。だってカラダも自然法則そのものですしね。ただし顕在意識が邪魔してて、それを感じない、、そこを感じればいいのでは？ゆるみの自然法則波動と同調すればいいってことよね。なんちゃって、それがムズイわけで、、日常なかなかそーは行かない。パソコンや周辺機器の電磁波の仕事場で固まってますもん。だけどこの天人地のラインて、、サトリ方向ですよね。
で、日本人の歩き方は世界一キタナイそうです。それは、、高岡氏によれば、明治維新の富国強兵思想などで軍隊の行進が学校教育に取り入れられた。日本人のカラダの動きが強制的に変えられ、軍隊も学校も日本中がその行進歩きに変わった。それが今の現代人の歩き、、だそうです。以下は江戸時代の日本人の歩きです。
今とはまるで違うじゃないの！！
甲野善紀氏による江戸時代の歩き方
甲野氏は、カラダの極意、カラダの使い方などを書いてる武術研究家。甲野善紀氏と雀鬼こと桜井章一氏の対話本、「賢い身体バカな身体」にも現代人の歩き方が書いてある。江戸以前は広い意味でナンパという歩き方だそうで、現代人は自然な身体と離れてしまい脳で歩いてる、と。ピシッと中心軸が通った甲野氏、桜井氏の本もオモロイです。それで江戸時代の人は身のこなしはしなやかで、女性も浮世絵の通りに美しかったとか。
で、言いたいのは「高岡氏はたくさんの本を出してるけど何んでなの？、、そーだったの！！」って話。なんとなくこのゆる体操はただものじゃない！って勘は当ってた。。以下は前回紹介した「ゆるめて・めざめて幸せな体をつくる￥600」に書いてあります。ちなみにこの小さな本、是非読んで下さい！脳天にガーンです。
『太極拳、ヨーガ、ストレッチ、、などでゆるむと思ってる人が多いでしょうが、なんともなりません。それは私自身が２０代から何万人ものカラダに触れ体調正をしてきました。また父の影響で、ほとんど生まれたときからの呼吸法、武術、ヨガなど、ゆるむためのあらゆる方法を実践してきたから言えるのです。
見えてきたものは、子どもから老人まで、きわめて不自然な管理社会の中で、つねに緊張を強いられ、時間に追われる生活環境が当たり前になり・・略・・自分ではない誰かが決めたレールにのって既成の「幸せ」を求めているのが今の日本人。社会全体にゆらぎがなく、交感神経が常に緊張してる。これはゆすってもゆれないロボットと同じです。
ようするに体も心もガチガチになるような慢性的緊張を生む、社会の拘束的なシステムに問題があるのです。・・略・・膨大な数の人が固まって行く怒涛の流れに対して、自分はこの二本の手で一生懸命それにあらがっている。そんな構図が見えてきたのです。それに気付いたのは２０代後半でした。社会現象は手技療法では決して解決できない。そう認識した私は自問自答し、単純明快な結論に至りました。
それは日本人全員に参加していただく以外にないということです。日本人は全身くまなくゆっくり時間をかけて固まってきてるので、本人には自覚できません。第三者ができるのは、あくまでそれに気づかせる支援をすること、この国の将来を明るくするには、一人ひとりが自分のカラダと向き合い、いちばん簡単に実行できて効果的な方法を実行するしかないんです。』
それが誰にでも出来てキモチイイ、深いとこの固まり・冷えを取る、「ゆる体操」！！
高岡氏の本意は冷えて固まったこの国を温めること、、だったんですね！
それこそﾜﾀｼも以前から感じてた「自分や世の中の固定観念が冷え」、ということなんです。職を転々とし、それでも会社や社会に馴染めず、自分はおかしいのか？？って悩んできたのもそれだったのです。教師になったのに、あの行進が、、あの朝礼が、天下りの校長のあの固い職員室が、スカートの丈をマジで計る生活指導の先生が、、イヤだった。ﾜﾀｼは学校に行きたくなかった。
結局、職員室にも馴染めず、最後は幸か不幸か、大きな固まりの卵巣脳腫が両方の卵巣にできて喜んで教師を辞めたんです。正にカラダはココロの現われ！後に残ったのは、手術で弱ったカラダ。そして伸び伸び育つべき生徒があんなとこに居ていいのか？って心が痛んだ。なにもできないで辞めた自分も恥ずかしかった。その後、しばらくしてﾜﾀｼはなにか大きな、決して動かない固まりと戦ってる、それは日本の管理社会なんだ！ってことにやっと気付いたんです。
それで身内にまで心配、いえバカにされつつマイナー起業したんですね。「そんなわけのわからない仕事でど～やって食べて行くの？」って。でも絶対にこれで食べて行こう、これっきゃ生きてく道はない！って思ったんです。大げさですけど、実際に離婚した子連れの女子が自立するには世の風はキツイです。批判はあっても誰も助けちゃくれない。それで当時、「ＷＩＬＬ健康に還ろう会」という、ＷＩＬＬ・自分の意思で！という強い思いもあって屋号をつけたんです。私事で長々すみません。でも高岡氏の本を読み、なんだか深いとこがゆるんできた感じです。
ってことで感動もんです。こーゆう人って派手に見えて孤独なんだろうなぁ～、、苦悩してるな～～、でもゆるんでシナって強いんだろ～な～、抱きしめてやりてぇ～～、なんか思った。。
長くなっちゃったし実践編はまた次回書きます。