この３日間、連休もあって商品注文もなく４年ぶりに帰ったカンクとゆっくり話した。最終日は話が打ち解けて、昔の親子になっていた。お互いに離れて苦労して、よりいい関係に戻ったよーな。。人間は、、また自分もそうだけど、何が起きよーと、「人は常に変わり続けているんだ！」って思わなければいかん、って改めて思った。
話して話して、、何時間もしゃべった。彼はここを出て、間違いなく魅力的ないい男に成長してた。「経験やストレスは人間を成長させる、、その先にはほんとうの喜びがある、、」ってなことを熱っぽく語り合った。親子のストレスも、やっぱ毒だし、そこを越えるとほんとうの喜びが湧く。苦悩・痛み・ストレスこそ好転反応ってことやね。。
ストレスのない生活を望む人、ストレスを成長の糧とする人、、それぞれだけどﾜﾀｼは後者を選ぶ。カンクも同じだった。。
それにしても、身内や友人関係は親しければもちろん楽しい。けど、その「甘え」から離れて一人ぼっちになる。頼れない、依存できない環境に置かれる。そしてお互いが自立、４年後に逢う、、「親子から立ち上る二つの白い光の柱がうっすら重なって融合するイメージ」、、これが「きずな・気繋」なんだろう。究極の甘えかな？？
親子に限らず、、この「きずな・気繋」ができれば人は甘えなしで元気に生きられる！この空間に彼がいるだけでいい。あぁ、ﾜﾀｼのもとに生まれてきてくれてありがとう！！って恥ずかしいことに、この年になってやっと実感した。親子のストレスこそそこにつながるようだ。。
それと、疲れているのに彼は新HPの打ち合わせ、パソコンの配線＆周辺機器設置、発送など、目いっぱい手伝ってくれた。コトバはなくてもそれが彼の気持ちなんだろう。。帰ったあと、使った布団がきちんとたたんであって、部屋が整頓されていた。以前と違うカンクの成長と深い優しさ、子のココロを感じた。。
彼は競争の激しいウェブの世界でかなり苦労してきたようで、、現場の話や働きつつもさらに上の技術を身につけようと勉強してることを話した。大分ムチャしてるよーな黒っぽい顔色。服も以前のままで貧しそう。カラダにいいものを食べさせたい、なんとかしてやりたい気持ちが湧く。でも苦労も大事。そっと見守るしかない。せつなさが湧く、、ヤツも頑張ってる、ヤツも見守ってくれている、、ﾜﾀｼも次の壁に立ち向かうっきゃない。。最後はお互い手を振って別れた。彼はしばらくその場でﾜﾀｼを見送った。ジンときた。。
朝方、、カンクが戻ってきた、、喜んで抱きついた、、したら目が覚めた。昨日の服装のままのリアルな夢だった。。甘えちゃいかん、、応援せねば、、枕元に積んである「甘えの構造」の本が目についた。シンクロか??、きょうはこれを読んで気を引き締めて、また頑張ろう！
大工のみっちゃんが急な仕事ができて、最終日に予約してた夜の和食コース会に来られなかった。今朝、みっちゃんからメールが来てて、、
「おはよ　今日は戸隠で仕事っす！彼、癒されて帰れたと思うよ 帰るんじゃなく出かけるがただしいかも。男は外で戦ってるから癒しの場所が必要なのさ。戸隠は小雨な感じ 一日こんなんかな　 がんばりモス」・・・ヤツもたまにはいいこと言うなぁ、、
そっか、、親とは癒しの場、子にとって母はずっと胎盤なんだ！それ以上でも以下でもないのかも、、って思ったりして。。