雀鬼、桜井章一を読む・・

ここんとこハマってるのが、どこまでも深くて弱者に優しく柔軟な思考の男気ある中年男子、桜井章一氏。ホレた。。
3週にわたってアマゾンお急ぎ便で取り寄せて、ほとんど読んだ。東大の学生時代から雀荘に通い、その後20年間裏プロの世界で無敗。象牙色の数センチの麻雀牌を指の間に挟み、静かに耳を澄ますと微細で豊かな声が彼に語りかけると言う。彼はその声に人生を導かれて、、「いくら人が私を雀鬼と呼ぼうと私がそこにこだわれば、そこで終わってしまう。道は無限に続くもの、一人でありながら同時にみんなと一緒に学び歩むもの、、」と彼は言う。。
引退前の2年間はに鋭い電流が指に走り、はじけたような痛みが走り、その痛さに恐る恐る牌を引き寄せ、ゆっくりと並べる。すると今度は一つ一つの牌が鏡のようにチラチラと輝きだす。とても目を開けて正視することはできない。けれど牌は見なくても感覚で動かし、、「さすが雀鬼。見なくても打てる」。そんなこと言われてもどうしようもなく、ほとんど目を閉じたまま牌を操っていく・・・「美しい勝ち方」まえがきより

右は読めるかな、桜井氏の書、「運に選ばれる人選ばれない人」の167ページ。固定観念と運について書かれたもの。「知識や思想が固定されると一見強そうに見えても、現実の変化に間に合わないモロさがどこかに必ず出てくる。変化の無い固定は死であり、老人と赤ん坊を比べればわかる、、赤ん坊は柔らかで年を重ねるとそれは徐々に失われ、最後は硬くなって死んで行く。柔らかいことは変化する可能性があるということです、、」と。
左ページ上、左図のように考えが固定されてしまうとその中で考えるようになる。右図のように固定が無ければ考えがどこまでも広がる。
「運に選ばれる人選ばれない人」より抜粋・・努力したことにこだわれば、そこで上に行けなくなる。努力を勲章にせず、捨てること。こだわりは自分への過大評価であり、慢心ほど怖いものはない。努力によってつかんだ運までもやがて去って行く・・・「人間一人では生きられない」と言うが、一体感を持つことと、依存し合うのとでは全く違う。それぞれが自立した上で関係を大事にすることです・・・「個は全体」であり「全体は個」です。心の病はすべて部分にとらわれることからきます・・・考えは固定観念となり、信念となり、動きはその枠におさめられてしまいます。そして自然の柔らかさからどんどん離れて行く・・・・トラウマは時間を経るほど頑固になります、解消もできません。ひるまず正面から向き合って対処することです。困難と直接向き合い早目にケリをつけることです・・・
さすが雀鬼!桜井氏の読みは深く、常に全体が見えている、と思った。
ワタシは以前からココロについて一人で長いこと考えてきた。それで固定観念というものが冷えであることを直感した。アタマをカラにするとコトバが飛んでくる。わからない疑問をただ発信するだけで、答えが受信できることもわかった。おもしろくてそんな事に数年こだわってたらココロが苦しくなったのでやめた、、それで、「ココロってものは流れてるもんなんだ!だからそこにとらわれれば苦しくなる」ってわかった。
冷えが取れてくると、おもしろいもので自然と固定観念がなくなります。食へのこだわり、健康へのこだわり、病気の観念、、また強い信念までもなくなって脳(ココロ)が説明した上の右図のように軽くなってきます。氣楽に生きられます。
そう、自然てのは流れてて何一つそこに留まってないわけで、カラダも流れてて同じ状態は無い。自分のすべてが流れてるわけで、、だから一つのことにとらわれれば苦しくなる。。で、最近はもう答えが飛んでくるってのが当たり前になった。けど、それさえも忘れてる。疑問てのをあまり意識しない。必要なときには答えが来る、何かがシンクロする、なのでお任せの「アホ状態」に。大事なのはこーゆう力が当たり前にあるって「認める」ことでさらに何かがつながる。。
またアタマがカラになってる状態の時は、、「あ、ワタシのウワサしてるな」、、みたいなものが時々伝わってくる。おもしろかったのは桜井氏も似たような事を書いてて、「あ、今親戚のだれだれがハンバーグ食べてるな」ってのがわかるそうで、、彼の場合は100%当たりで臭いまでが来るそうです。人間の脳とは、計り知れないものだと彼は言う。やはり20年間の裏麻雀世界の経験で磨かれた彼の感性は凄い。。
これはちと話からそれるけど、、相手の毒はデンワでもわかる。いえ、デンワの方が受ける。その毒の種類も大体わかる。薬の種類によっても脛が痒くなったり頭痛だったり。ココロの毒の方は凄くエネルギーが吸われて力が抜ける。すべてカラダが反応する。これって一種、抗原抗体反応・抵抗力が強まったってことでしょ。毒だしが進めば誰でもそうなるけど、アンタおかしいんじゃぁ??とか言われそうで黙ってる。ブログ読んで宗教??って言う人もいるくらいで、、う~ん固まってるにゃぁ。。
それで、、こーゆういろんな能力(脳力)ってのは、「固定」さえしなければ誰にでもあって、それを意識することで、その能力はさらに開発されると彼は言う。ワタシの場合、伝票計算や商品の詰め込み以外はほとんどアホ状態、なのでジブンの気持ちなのか?他者から来る念なのか?ほんとのジブンのココロはどれなのか?時にはハズレで被害妄想に終わったり、、そんな状態なんだけど、間違いなく随分前から人の念もキャッチしてるしカラダについても人に聞かずほとんどジブンでキャッチしてきたことは確か。。ココロってのはジブンのだったり他人のだったりその他の生き物のだったり、、空間にあって定かではないものなのか!だからキャッチできるのかな!?なんて最近しばしば思う。。
なんか書きたいことがいっぱいで、、本の説明になってないよーな。読んでも彼と同じになれるわけが無い。ただ、細かい修正はできる。その気づき、共感、が潜在意識にインプットされる。。そーゆう深いとこのつながりが実に幸せで愉しいわけよ。。

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雀鬼、桜井章一を読む・・」のコメント(5)

  1. ジェニファー より:

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    脛が痒くなるのは何の毒だしなのでしょうか。冷え取りをある程度真面目に取り組むようになって3年間位、脛(ふくらはぎも足首も)が死ぬほど痒く、掻いては裂け、かさぶたがはり、またその上から掻いては裂けて…を何度も何度も繰り返しました。特に春先がひどかったです。最近は全くそういう事はありません。同じ場所が何度も裂けたのですが、黒ずんだ跡もきれいになりました。若い頃、脛毛を頻繁に脱色していたせいかなと思ったりしました。何の種類の毒かなんて事を気にしているようではまだだめなのでしょうけど。

  2. SECRET: 0
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    ワタシの場合は脛にブツブツができて掻くと赤くはれます。薬の毒受けでそうなります。でも、足首・ふくらはぎとなると、、食べすぎの毒では。でもなくなってよかったね!

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    先日の返信の中の
    >今、読んでる本・・・・というのは、桜井さんの本だったんですね。
    この方の本、私はまだ読んでいないんですが、抜粋文だけでも、クラクラしちゃいます。。勝負師的な生き方したくてお尻がムズムズ(笑)。
    でも、勘違いして「一か八か」みたいな「糸が切れた凧状態」になりそうで、近付かないようにしてたかも・・。
    今なら少しは、シーソーの真ん中へ軌道修正するエッセンスを読み取れるかな・・・・なんて、思ったりするんですけどね。。
    例えば、
    >kei_さんはすげーパワーやね
    ・・・・って言われても、2,3年前の私なら、??だったと思うんですよね。
    家事もろくにできない、1年のうちほとんどグッタリモードでどこが??って。
    でも、違う・・・・。

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    たぶん、メンタル系(うつとか・・の人)も、すごいパワーの持ち主で、
    自分に合った方向(快)と自分にみあった量の抜け道(通り道)があれば、
    ぜ~んぜんOKになるんじゃないかと・・。
    仕事・・・、物やお金etcがグルグル廻る中に身を置くのって、必要な気が・・・。
    勝負の世界の「勝ち」も、「負け」も、永遠に「無常」、、、。
    だからきっと勝負師は、とても冷静(冷酷??)で、なおかつ限りなく「優しい」んだ・・・!!とか勝手に解釈。したりして、、、
    なんとまぁ、かな~り、失礼(笑)。。

  5. SECRET: 0
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    メンタル系(うつとか・・の人)・・・うつってのは全体のバランスと感覚に欠けるのでは。例えば見えるもののみで生きるとか。感じなけりゃ勘が磨かれない。どう生きればいいか?生きる方向、心地よい方向さえ感・勘じない。疲れて迷路に。でもつらい分、生きたい!って反対側の力も燃えているのでしょうね。ま、単に運動不足ってのも大きいですよね。
    その意味では働いてると、今日はやめとこうってのができなくて、ある意味いいですよ。そう、シャバで生きてナンボ!桜井章一氏も汚い世界だから「裏プロ世界」に入ったって言ってます。きれいな中では人は育たないと・・。感・勘の人ですから、文章も自分のコトバ、わかりやすいですよ。

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