禅を読む・・

前回、紹介した中で当たりはこの2冊。ほかが悪いわけではないけれど、二冊とも経験から書かれているので説得力あるよね。この著者の本をもっと取り寄せたい!って気になりましたよ。
「ホ、オポノポノ」に至っては、、ワタシ的にはう~んと、うなってしまいます。全般にいい事書いてあっても、なんか甘っちょろい波動の良い本、みたいな。そう感じるのはワタシの冷えでしょう。でも、ブレーキがかかっても「はい!」と一言で引き受ける、って著者の行動はワタシにはとてもできないし、参考になった。。ま、毒を経験し、何度も起き上がることで精妙波動になるのでは、、と、ジブン的には思った次第。
右の、南雲氏(ナグモクリニック総院長)の「錆びない生き方」の中にある、特に気に入った一節を紹介すると、、「錆びない生き方の根幹は精神年齢で、好奇心、行動力、そして何よりも権威ある人のことを鵜呑みせず、流行に踊らされず、偏見を持たず、世の事象を問い続けることです」と。これは冷え、錆びとは「固定観念」じゃないの!?というワタシの勘と似ているのが嬉しい限り!
左の「禅の心で生きる」は、12歳で僧侶の道に入り、過酷な修行を超えた著者、金獄宗信和尚が説く禅的行き方。。というと難しそうだけど、、その体験から来るコトバは、かなりワタシには沁みた。。
禅という字を見ると、、右が単で左は根、ネとは音色。水にたとえれば単文子の自然に近いエネルギー水。人間で言えば、その人の個として備わった力と素質、根っこの色、個性、、かな、と。とてつもない人間力を死ぬほどの修行の中で実感し、極限の体験で「ココロの甘え」を消し去る。個としての独立。そして個は全体・禅体ってわけで。。個性開花は誰もが禅体ってことやね。。そう、生きる目的は根っこの個性開花でしょうか。。
苦しいときは楽しかった頃と比較しているジブンがいるわけで、、だからうちらは落ちるわけですよ。要は、苦も楽も「当たり前・平気」になって、、その中で「いいかげん」で生きるってのが禅の修行なのかな?、って思ったわけです。。
ならば、、ワタシも禅やってるやん。月~金の平日は誰ともしゃべらず仕事。隣近所もいない山の中。会話がないのってキツイ。落ちてもしゃべれないし、笑う筋肉も使わない。。なので人のいるカフェで読書。かれこれ4年。一時はどうなることか?ココロが病んで死ぬかな?ってマジ思ったときもあった。。
今年になって、もしか!!これって続けてりゃぁ面白いとこに辿り着くんじゃないのか!?って直観が湧く。ちまたじゃ、コミュニケーションがなけりゃ病気に!って誰もが言う。でもワタシには昨年当たりから何か期待が湧く。極に行ったのかも。そしてこの本がシンクロで納得!。この和尚も、一日中、誰ともしゃべらずに壁に向かって座禅をしたそーな。気がおかしくなるとこまで行ったらしい。でも、寺には誰かいるでしょ。ワタシは誰もいないのよ。って正確にはジブンでこの環境を選んでるんだけど。
で、その体験で和尚曰く、「辛抱は心棒をつくる。そして腹を据えることを知れば、そこに自信も生まれ、自信を持ってことに望めば、人への心望へとつながる」と。心棒が信望、人望になるってわけです。むずかしそうだけど、、過去の記憶・観念を消すってことでしょ。諦める、、かな。進藤先生の「地味に平凡に」が深い。。
う~ん、、しゃべらないのも禅の修業だったのか!いえ、さらにそこからモクモクと空に広がって行く雲のよーな心地よさ、、楽しくなりたい、、じゃなく生きる感謝、生きてて良かった~!!への切り替えが大事。それは、、苦い思いの先にあるってことやね。
うまく言えないけど、、また壁を一つ越えたよーな。。
ま、読書っていいやね。。  
それと、、どんな経験もできるシャバは結構おもしろい!!って思うこの頃っス。

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禅を読む・・」のコメント(3)

  1. イギリスのグリ祐 より:

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    いそじさん、こんにちは。
    私事なんですけど…
    実はここ何年か、予期しない辛い出来事が連続して起こり
    体と心のバランスを崩しました。
    朝、目が覚めると
    「私はどうして生きてるのだろう…」と思う毎日が続きました。
    そんな時読んだ、いろんな本。
    デジタル化されていく世の中にあっても、本はすばらしいですね。
    心打たれる一節に出会うことを繰り返し、少しずつ前向きになれ
    そして気持ちが徐々に元気になってきた頃
    究極、冷えとり健康法に出会いました。
    冷えとりの生き方は、心になおもかかっていたどんよりした薄雲を
    きれいに晴らしてくれる感じで、すばらしい衝撃でした。

    いそじさんがご紹介されている2冊の本。
    心にずっしり響きそうです。
    特に「禅の心で生きる」。ぜひ私も読んでみたいと思います。
    ご紹介して下さってありがとうございます!

    ご紹介の本2冊。心にずっしりきそうです。

  2. イギリスのグリ祐 より:

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    追伸、上記コメント、最後に余計な一文が…お許しを(^^;)

  3. SECRET: 0
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    グリさんコメントありがとう!!

    暗く沈むココロがあろうと、、生きなきゃならない。ムリにでも動くこと、、これが還元剤になって煩悩が消える、、

    億劫なときは何でもブレーキをかける自分がいる。そーゆう時こそ目の前のことをやる、、、こんなんが大事みたいね。
    この本でジブンの甘さ、今を生きる、、を再確認しました。

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