「生物と無生物のあいだ」を読んで・・

「生物と無生物のあいだ」¥777(書店で)
いやいや、この本お終いまで読んで、、やっぱ前回の見解は間違ってなかった。冷え取りしつつ、瞑眩を何度も体験するうちになんとなくカラダのことが解っちゃう。その後、千島学説にも出合い興奮したけど、なんで世の中は相変わらずなんだろう?。一度出来てしまった観念、世の空気ってのは、、たとえ命にかかわることでもなかなか変らないものだ・・
この本の詳しい解説は省いて、、要はなんなの?ってことを簡単に書きます。
著者はマウスの実験を繰り返し、中でも、狂牛病の脳を代理母マウスに埋め込む実験を試みた。(これを遺伝子ノックアウト操作という)。しかし、、生まれてきたマウスを、いくら観察してもどこにも異常が見当たらない。正常なマウスばかりだった。
著者は、多くの遺伝子ノックアウト操作を繰り返した。そして、、どれも成果が上がらず、「生命とは機械ではなく、、遺伝子操作とは基板から素子を引き抜くような何かではない、、」と、気づく。要するに、生命活動にとってDNAはそんなに重要ではなかった、ということでしょ。

オススメの書
千島学説入門¥2415(お~屋で販売)
食べたものが血球になり、核ができ細胞となり、組織となりカラダとなる。悪い食べ物も、それなりにカラダになる。そして部分となり、、全体となる。だからこそ、「血液の浄化こそ健康の基本」というのが千島学説。ってことは栄養障害で生まれようが、難病で生まれようが、その後、本人がどう生きるかによって健康になれるというわけで。また、部分の寄せ集めが全体のカラダになるのではなく、、全く違ったものになるというのが千島学説。
著者も同じことを書いている。「ある部分を壊すと、そのひずみはネットワーク全体に広がり、やがて回復不能な致命傷を与える」と。思うに、、たかが風邪薬、年に一度のレントゲンでも、、細胞膜を破壊して遺伝子を傷つけるわけで、、だからこそ、デトで治るってことなんです!。浄化によりカラダはどんどん修復・再生に向かう。
最近感じるのは、あまりにも玄米で元気になれる!って玄米信仰者が多い。お店のパンだって、「もち玄米パン」なんかあると普段買わないのに、全部買っちゃう。玄米と聞いただけで飛びつく。なのに酸化したお菓子を平気で食べてるし、、必死でいいもんも食べまくってる。それはないでしょう!ってのも平気で食べちゃう。
要は知識で食べてて、、カラダ゙はまだ「デト」できてない。玄米で表面の血はきれいになっても深いとこの内臓の毒は出てない。だから、カラダに良い食が選べないで情報に振り回される。。せっかく玄米菜食やってても、、毒だしも知らないで、、ポテチなんかをベジだ!と、食べちゃう。植物油たって酸化してるし酸毒で病毒になる。。だから、いつになっても毒が出ない。なので病気を意識してビクビクしてる。おかしな波動療法なんかやったりして。。ベジタリアンたって、デトできてない人ばっか。って昔のワタシのことだけど。。
大事なのは、、「悪いものを食べないこと」なのよ。。それにはデト、毒だしの重ね履きに半身浴でしょ。冷え取りがすすめば酸化物を吐き出すカラダになり、病的な細胞のもとになる「酸毒」も食べなくなる。そしたら寝ている間の強力な毒だし、日常の排泄による毒だしでカラダは循環して、元気でいられる。こんな簡単で当たり前のことができないで、遺伝子操作やら遺伝子解読とかのニュースで、すぐに大騒ぎになる世の中。切ったり貼ったりで治るなら、、こんなに病人が増えるわけがないでしょ。。
先日、パンを買いに来た自然療法の医者も、「年とれば誰でもカラダは弱り、病気になる、、」って言うから、「えっ、私は今が一番元気です!」って言ったら、不機嫌になっちゃったし。。これが医者?だもん。みんなこんなんの言うなりになってカラダを任せちゃうわけでしょ。しかも高いお金払って。かえって無医村のほうがいいんじゃぁ、って思っちゃう・・
あの免疫学の阿保先生だって本をめくってたら、「すべての病気は免疫力で治る」みたいなこと書いてて、、「ガンの勢いが強い場合は抗ガン剤を使う」、だって。ウッソー!!これじゃ免疫力もダメになっちゃうでしょ。やっぱ福岡正信氏の「人知はすべて無用」「人間は自然に仕え自然のお手伝いをする、、」ってのが正しいんじゃぁ。
著者は、最終ページに「遺伝子操作で何事も起こらなかったのはがっかりではなく、、驚愕すべきなのである」と、言っている。
「生物には常に不可逆的な流れがあり、その流れに沿って折りたたまれ、一度折りたたまれたら二度と解くことはできない。それが生命であり、動的な平衡がもつ、やわらかな適応力となめらかな復元力の大きさこそ感嘆すべきことなのである。私たちが明らかにできたのは、生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だったのである」と。
って、まさに千島学説であり、、著者との違いは、、千島教授は細胞分裂じゃなく、細胞新生説。生殖細胞までが細胞分裂ではなく、血球から分化することを発見した。このような多くの遺伝子操作実験で結果が出ないということは、、根本の「細胞の発生」のとこから違ってるってことでしょ。
教授は膨大な研究によって、多くの学説を残した。周囲に認められずに孤独な研究を続けた。核の新生までも発見した。けど、今だ、認められてない。
ワタシは周囲がどうであれ、千島教授が残してくれた学説を杖に、福岡氏の言うように「自然であるカラダのお手伝い」をしたいと思ってる。そして何よりも、誰よりも、大事なのは、、「自然であるこの自分のカラダなんです!原始の記憶体、すべてを知ってるわけで、ワタシは冷え取りの毒だしによって少しずつそこに近づけると思ってる。カラダの動きを感じ、常にカラダに聞き、自力で判断する。そのカラダへの尊敬こそ、完全健康へとつながって行く」と、思ってる。
しか~し、、う~ん、マウスをたくさん犠牲にしてこれか~、、
著者も冷えとりした方が実験してるよりもカラダのこと解っちゃうのになぁ、、
でもこの本かなりおもしろいよ~!最後の、「明らかにできたのは、生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だった」って、これ書くのは勇気あるしね、ってことは、、著者は現代医学の根本的誤りに気づいてこの本を出した!ってことでしょ、
多くの遺伝子操作実験ののちに、、「人間的叡智」を得た、ってことでしょ。
それで、、世の空気、変わるのかなぁ・・

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「生物と無生物のあいだ」を読んで・・」のコメント(3)

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    この本は読んでいないんですが、著者のコラムを
    拝読したことがあります。
    こういう分野にも「トレンド」があって、今は生物を構成する
    要素を調べることで、生物のメカニズムを説明するのが
    主流なんだとか・・。

    で、記事にもあるようにノックアウトマウスの実験などで、
    「生命の仕組み」と「機械のメカニズム」(=部品の組み合わせ的考え)
    の違いを読み解くカギは、
    「時間」だ・・・と。

    この時間枠に沿って、部品は入ったり消えたりして常に流れている(動的平衡)。

    食に関するコラムだったので、この後何をたべるか、、に話が
    進んでいったんですが、
    「食物の分子は私達の分子となる」→「この中に生物の構成以外のものが含まれていたら、動的平衡は乱される」・・と。
    (こうなると、玄米がどーのこーのじゃない。。)
    ただ、やっぱりこういうことを言うのは、大半の分子生物学者が
    機械論的生命観に立って研究しているわけなので、
    勇気のいることだと思います。

    つづく・・

  2. SECRET: 0
    PASS:
    安保先生も、(抗がん剤は知らないけれど)、あんまり風当たりが強いので、最近は「少しなら・・」って言うようにしている・・って、、、(笑)

    これは、私の憶測ですが、ビクビクしながら、安保先生の薦める治療法を受けても、それこそ自律神経が安定しなくっなってるんじゃ。。

    冒頭に書いたように、「トレンド」があるのだとしたら、
    こういう流れが「主流」になるっていう時代も、
    そのうち来るのかも・・・。
    (単に流行で終わるんじゃ、これまた、、ですけどね。)

    長々と、またもや失礼しました!!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    (こうなると、玄米がどーのこーのじゃない。。)
    玄米もいいけど、いいものの一つだよね。
    あまり食に必死になると、進藤先生的には、、自分だけよくなろうとする強欲になって、、似たものを呼び、変な霊が憑くそうです。

    ま、霊については見えないのでわからないけど、あるとしたら、、
    要は、丸くなれば丸い霊、、弥勒菩薩みたいなのが憑くってことでしょ。
    だから、、毒受けもたくさんのいろんな波動を受ければ自然と自分が広がって丸くなるってことでしょ、、

    進藤先生は「心霊医療」で、かなり憑依と病気を言ってるけど、、憑依も
    浄化の全体の動きかと、、自分次第ってこと。。

    逆らわず、流れに乗っかって流れてく、、ってことかな。。

    ちと、話がそれたかも、、「そう、玄米どーのこーの」、、でした。
    飢餓状態にして生まれたマウスのノックアウト実験では、、どのマウスも健康で、、異常なかったそうです。

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