油の徹底が必須!!

今回は植物油について再度書きますね。

多くの人は植物油がどれくらいカラダに悪いかがわかっていないようです..。植物油=サラダ油とも言えますが、そこに含まれるのはごま油、こめ油、大豆油、ひまわり油、紅花油、キャノーラ(なたね油)などです。それであとでも書きますが聞こえの良いサラダ油は日本だけのもので、メーカーによってヘルシーと謳われたリノール酸が実は..ガンやアトピーやウツや認知症や動脈硬化や脳出血や心臓病、、もうほとんどの病気と関わっています。

 

というのも体内にリノール酸が増えると..体内でアラキドン酸に変わり炎症を起こさせ活性酸素が増え(酸化)、健康な細胞が病的細胞、ガン細胞へと変化します。酸化は病気、老化ですからね。最近では多くのガンがリノール酸によって起こされるということが世界中の研究でわかってきました。

 

市販のパン、お菓子、ケーキ、惣菜、コンビニ弁当、ラーメン、外食、宅配弁当、まあキリがないほど植物油(リノール酸)が使われていて、これらは上記したように体内で酸化します。動物では当たり前に危険を感じて食べませんが、カラダが退化した現代人はそれを当たり前に食べてしまいます。

 

でリノール酸が含まれる植物油が今も普通に売られているのは問題です。料理や食品に油を使うと濃厚な旨味が出るので、ほとんどのお菓子やパンや加工食に使われています。お菓子で油を使ってないのはお煎餅ぐらいですね。それから手作りの家庭料理だってサラダ、炒めもの、揚げ物に毎日のように使います。私の長い冷え取り体験でやっとわかったことですが、こういった植物油が使われた食をすべて改めればカラダの循環が甦り、腸も全身も確実に元気になります!。肺、大腸、結腸、食道、皮膚、骨、眼、、それこそ全身が元気になります。

 

植物油の危険性については50年もの間、油を研究し続けてきた薬学者の奥山博士が多くの実験で証明しています。大手企業は博士の警告も聞かずに今も販売し続けています。博士の研究によればオリーブ油もリノール酸が多いのでアウトだそうです。私も少しぐらいはとサラダにかけていましたがやめました。
奥山博士の実験では..オリーブ油を食べたラットはリノール酸が一番多い紅花油の2倍もガン細胞が増えたそうです。詳しくは左の本をお読みください(雑誌に見えて博士の50年の油の研究が詰まった読みやすい医学書です)。

 

こちらの本も8年前に奥山博士が書いています。植物油の深刻な危険性を企業や政府にずっと以前から訴えていたそうですが今まで無視だそうです。その理由は「企業の利益追求しかない」と教授は言いいます。危険性をわかっていながら売り続け、国も大企業側の味方、メディアも全く報道せず最近の日本は特にその傾向がひどいようです。今の世の中は個々の健康より企業や病院、医師会の儲けが優先の仕組みができています。もうここに気づいたほうがいいですね。ですから自らがしっかり勉強しないとガンやその他の病気になるようになっています。

 

ご存じですか?コレステロールが心臓病や動脈硬化とはまったく関係ないどころか、コレステロール・動物性脂肪は心臓病や脳卒中を予防するということを!。すでにコレステロール悪玉説は間違いだったと日本動脈硬化学会や厚労省も認めていますが、やはり報道はされません。日本のコレステロール低下薬の売り上げは年2500億円程度とのこと。製薬会社、学者、学会、国が連合してその売上に関わっています。医者もいまだにコレステロール値を指導したり、それを信じて薬を飲み続ける人もいます。

 

コレステロール値を下げる薬についての奥山博士の14年間のラットの実験では..痴ほうや脳卒中、アトピー、動脈硬化を起こしたそうです。またこれは私の記憶ですが上の本には..植物油だけを食べさせたラット群は一番短命で、次はコレステロールと植物油のラット群、一番長生きしたのはコレステロール(動物性油脂)だけのラット群だったと書かれていました。

 

でサラダ油は日本独自のもので「生野菜に白濁しないリノール酸豊富なサラダ油を!」といういかにもヘルシーな触れ込みで開発されたそうで、それと並行してガンも増え続けています。安全性もしっかり研究せずに売れる商品を販売するのは無責任な話です。私もかつてはメーカーの宣伝に乗せられてカラダにいいと信じ、リノール酸が一番多い紅花油を毎日のように使っていました。逆にバターや卵はコレステロールだからと一切食べず、自然食品店でリノール酸豊富な紅花マーガリンまで買っていました。勿論カラダは原因不明の不調続き、無知でした..。マクロビなんかもこの辺は大きな間違いですね。

 

奥山教授はカラダに良い油は..バター、ラード、乳製品、卵黄、魚油、牛,豚,鶏の脂身の飽和脂肪酸(常温で固まるもの)で植物油ではエゴマ油、シソ油、アマニ油ぐらいでこれらは加熱調理しても問題がないと言います。また博士の実験によればエゴマ油、シソ油はガンの発生を抑制するガン予防効果があるという結果も出ています。ドレッシングもこういった油で手作りするといいですね。

 

ここにはリノール酸の危険性を書きましたが、リノール酸も必須脂肪酸でカラダに必要なものです。ただし博士によれば通常の食事をしていれば不足することはないとのこと。私的には豆や生くるみなど食材から摂るので十分と思っています。それと葉野菜にはエゴマ油やシソ油と同じリノレイン酸が含まれているので青菜のサラダもおすすめです。エゴマ油やシソ油なども試しましたが、やはり精製されてないギーやバターがおいしいです。また動物性油脂の卵やチーズ、乳製品も毎日食べています。揚げ物は昔から食べていませんね。健康を目指すなら、まずは油の徹底が必須条件です!。

 

追記:2015年に私が書いた「本当は危ない植物油!」もご参考ください。

 

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油の徹底が必須!!」のコメント(10)

  1. みるく より:

    すみません、米油とかも良くないですか?
    マヨネーズ作るなら、アマニ油とかですかね?

    • 米油は熱を加える料理には良いけど、やっぱリノール酸が入ってるんだわ。奥山博士は健康の秘訣はなるべくリノール酸を取らないことって書いてます。
      マヨだったらアマニ油もいいね。私的には試した中でシソ油が一番良かったね。ガン抑制効果もあるようだしね。

  2. ミルク より:

    ありがとうございます。米油も気をつけます。生食はしないようにします。マヨ作るとしたら、シソ油でも食べる分だけ作ってその日のうちに消費されますか?
    毎日作るとなると面倒で、3日分くらい米油で作ったりしてましたが、シソ油とかだと酸化早いですよね。いそじさんはそこは気をつけてますか?

    • 私はマヨもシソ油も使ってないんだわ。
      基本、調味料に植物油を使うってのはもうずっと前からないし、料理もギーで目玉焼きぐらいかな、スープとパンが多いし、カレーもよく作るけど油は使わないんだわ。地鶏のもも肉なんか少し入れれば皮にカラダにいいコレステロールもあるし、おいしくなるしね。
      あとサラダは青菜、玉ねぎ、おかか、じゃこ、焼海苔などをレモン汁、醤油で食べます。アボカドなんか入れれば抗酸化の油分になるしね。
      油の酸化ってのは熱を加えなきゃどれも大丈夫でしょ。とにかくリノール酸を毎日とるのはヤバイってことを書いたんだわ。なので料理に油って考え自体が私的にはあまりないんだわ。でも使いたい人は博士も書いているようにアマニ油、シソ油、エゴマ油なんかがリノール酸が少ないしおすすめのようです。

  3. ミルク より:

    ありがとうございます♪凄いよくわかりました。リノール酸に気をつけます。それは全然知りませんでした。油の酸化についてもありがとうございます。2日分とかまとめて作って冷蔵します。明日、シソ油探しに行きます!

  4. いそじさん、こんにちは(*^^*)
    油ひとつとっても、やっぱり世間で良いとされている事を右に習えで信じるとダメですね。
    ゴマ油とかなたね油とか、いけないと知っている人って一般的にはほとんどいないんじゃないかなって思います。

    直接使う油もですが、豆腐の油揚げとかもかなり脂ぎってて良くないのかな?と思いました。

    ウチは私はスープとパンが多いのですが、主人はそれは食べずごく一般の食事なんですが、バターやギーって、和食の料理でも使えるのかな??
    今はグレープシードオイルで調理しています。

    • 花さん、おはよう!
      世間で良いとされている食品の多くはメーカー側の宣伝にコントロールされちゃってて、栄養面ではまあまあだけど、そこにはカラダへの悪影響がほとんど考慮されてないんだわ。私も長い冷え取りでやっとカラダで感じつつ何が悪いか?何が病気の原因なのか?がやっと少しわかってきたんだけどね。それで油の危険性もしつこいぐらいにここに書いてるんだわ。
      大体、精製した植物油を毎日とるのって不自然でしょ。もう当たり前に油をみんな使ってるけど、これも思い込みというか味覚の退化というか、不自然なものをおいしい!って感じるカラダになってるのよね。
      それでグレープシードオイルだけど..抗酸化で良い点がいっぱいだけど、問題は熱に弱くて調理で酸化するんだわ。博士の実験ではエゴマ油やシソ油なんかが熱を加えても問題ないそうです。他は何かと問題点があるとのこと。
      あとグレープシードオイルは種から搾るので簡単に抽出できる化学溶剤を使うんだわ。なので花さんも使ってると思うけど低温圧搾絞りじゃないとね。それともう一つ問題なのは..リノール酸が非常に多いのよ。毎日とればカラダに負担だし、いつかはここに書いたような病気になるでしょ。あと飽和脂肪酸がゼロだもんバランスも悪いよね。
      植物油ってのは胆嚢から出る胆汁で分解されるから毎日とれば毎日胆嚢に負担なんだわ。動物性は胆嚢をスルーして腸まで届くので負担がまったくないし、卵なんか特に腸にもいいのよね。
      やっぱ油の研究者の本なんかでよく勉強するといいね。

  5. いそじさん、物凄くわかり易く教えて頂きありがとうございます(*^^*)
    グレープシードオイル、ダメですね~汗
    エゴマ油もあるので、どうしても加熱して使う時はエゴマ油を使う事にします!
    エゴマ油やアマニ油は、加熱せず生食するようにって言うのが世間一般ですよね。
    ここにも落とし穴が!!
    本、買って読んでみます。
    それにしても、これだけ色々な事が企業やらなんやらの儲けの為にねじ曲げられて伝えられてる事が恐ろしいです。
    食の問題だけじゃなく、医療にしてもそうだし、一体日本の将来はどうなっちゃうんでしょう。

  6. ミホナ より:

    いそじさん、こんばんわ^_^
    関西はだいぶ暖かくなってきましたがそちらはまだまだ寒いですか?
    今週は主人の胃の調子が悪かったので、いそじパンをお弁当に持たせましたら、調子が良くなったようです。いつも私だけ昼間に食べていたので悪かったなあ、と(^^;)

    さて油なのですが、無添加の練りごまやピーナッツバターはイソジさん的にはどうでしょうか?
    たまに、練りごまをスープに入れたり、和物に使ったりします。やはり普通に胡麻を摂取するよりも油分が多くて消化に負担が掛かりますでしょうか。

    • 加工精製した油よりはいいと思うけど、
      私は使いません。ゴマもピーナツも脂分は酸化しにくいのでまあまあだけど、加工して時間が経っているのが気になるね。消化にはやはり胆嚢に負担はかかりますね。まあ、頻繁に常食してなければいいと思うよ。

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