なぜ「野草化わけぎ」なのか?

写真は例の20年もの野草化わけぎです。近くで見るとこんな感じで成長後の大きさです。春には一番先に出て来て、また秋にも出てきてくれるのが有難い。野菜は種子法が制定され、翌年は出てこないように改良された種や苗しか手に入らない。なので今じゃ野菜の野草化はほとんどムリですね。というのも現在はほとんどが1年物野菜に品種改良された種や苗を企業が販売し、それを農家が買って作るしくみになっています・・。

 

それにしても、うちの庭の土、何もしてないのに落ち葉が重なって微生物がいっぱいのふわっふわ!!、微生物は枯れ葉を分解して植物の根に栄養を与え成長を促し、またダイオキシンや農薬などの有害物も分解する。そこにミミズが住み腐敗物を食べ土を耕し微生物を守る。自然はすべてがwin-winの活かし合いです..。土は一度耕せば微生物はいなくなり人工の土に変わる。自然はもとから完璧で人手が加わるほど、その循環は遮断され人工化する。

 

この土中の自然の循環はカラダと全く同じです。カラダは..皮膚も内臓もどこもかしこも微生物だらけです。みんな自分を人間て思ってるけど、見方を変えれば微生物の塊なんですね。でコロナで手の消毒をするけど、せっかく手を守ってくれてる微生物(常在菌)まで殺しているわけです。また体内にはウィルスをやっつける抗生剤のような役目をする微生物も居る。むやみに抗生物質を飲み続ければお腹の微生物だっていなくなります。

 

それで口から入れたものはお腹の微生物が分解して栄養にしてくれるわけです。腸内にはなんと、100兆個の微生物が住んでいて栄養を合成し、健康を守ってくれています。なので彼らのためにも悪いものを食べちゃいけないわけで、食べればお腹を守る微生物もいなくなりいつかは病気です。

 

余談ですが..最近読んだ大川隆法さん著書「人間完成への道」には以下のことが書いてありました・・。
『巨大な一本の大木があって、そこから無数の根が出ているのです。・・みなさんは、この中の最後の毛ほどの根っこの一本なのです。そういう毛ほどの根っこの一本が“自分だけ養分が来ればいい”と、もし思ったとするならば、どうなるかです。その巨大な大木はやがて枯れていくでしょう。巨大な大木が枯れて根だけが残ると思いますか、一本の根だけが。・・他の多くの根が水を吸い、養分を吸ってこそ、大木はますます大きくなり、その中の一部である自分はますます使命感に燃え、力を感じ、喜びを感じる様になってくるのです..大川氏の本は宗教家の本だし、私と関係ないし、っていつもスルーしてたけど結構いいこと書いてあるじゃん!偏見は損でした..。自然界は「生かし愛」ですね。

 

なにしろ便の半分は微生物の死骸ですからね、こういった自然がつくってくれた完璧なカラダの循環に感謝する気持ちこそ健康への第一歩かと思います。多くの病気も、栄養のない野菜も、自然の仕組みや微生物を意識しない人間側に問題ありですね。私達は生きられるよう準備万端に用意された中に生まれ出てくるようです..。それを何もかも切り離し、分別して難しくしてるのが人知かと思います。

 

まあ、偉そうに書いてる自分こそが、さんざ人知・人工の手術の世話になり最後は卵巣の両方まで切除し、内臓無力症と診断され、やっと「自分は逆をやっていた!健康とは何もせずお腹の自然にお任せすることなんだ!」って気づいた次第です。野草化ワケギからちょっと硬い話になっちゃったかな・・。

 

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なぜ「野草化わけぎ」なのか?」のコメント(14)

  1. 凄く立派なワケギですね!!
    そして1年に2回出てくるのが素晴らしいです。

    自然にも、私たちの身体にも、せっかくwin-winの活かし合い、って言うシステムが用意されているのに、人間のエゴでそれが壊されてるんですね。
    自分さえ良ければと、感謝の心を忘れた結果が今の世の中なんだと思います。
    まずは自分の身体に感謝、ですね!!
    活かし合いは生かし愛、素敵な言葉です。

    • 人間の多くは自然への謙虚さを忘れてるよね、カラダだって自然なのに..。自然が生かし愛なら我々もそう生きなきゃいかんね。

  2. 生かし愛
    良い言葉ですね^^

  3. まさ より:

    いそじさん、こんにちは。パン、美味しく頂いています。またそろそろ注文させて頂きます^ ^
    ひとつ質問です。牛乳や卵ですが、いそじさんはノンホモや抗生剤の使われていない安全なものを買っていらっしゃいますか?
    牛乳や卵は毎日頂くものですからなるべく安心なものをと思っていますが、なかなか入手が難しいのでどうしていらっしゃるのだろう?と思いました。
    お差し支えなかったら教えて下さい(^^)

    • まささんおはようございます(^^)/
      卵は平飼い、ホルモンや抗生剤不使用、エサもこだわったものをスーパーで買っています。牛乳はノンホモはスーパーにないので自然放牧の神津ジャージー牛乳です。但し寒さの厳しい冬期は牛舎のようです。入荷が少ないので買えるときに5~6本まとめ買いして冷凍して使います。1本500円位ですが飲んだ感じは他とまるで違い、おいしくて自分的には安心感があります。
      ネットならノンホモの安心なのが買えますよ。

  4. リロ より:

    いそじさん、こんにちは。
    前回の「おうちごはん」作りたくなるメニューがたくさん♪早速いくつか真似っこしました。
    おいしかった〜(^^)

     私の養母の家は築200年。2000坪弱の庭は前庭は本格的な茶室と枯れ池に石橋が渡してあり、数ヶ月ごとに植木屋さんの手が入ってますが、大きな蔵といくつかの小屋、井戸・かまどなどがある裏庭は全くの自然のまま。
    樹齢ウン百年(ウン千年かも。是非売って欲しいとかなり遠方からも業者さんが来てました)の大木が並び、その奥にはうっそうとした竹林。
    落ち葉が幾重にも重なった地面はミミズともぐらがたくさんいて、歩くとふかふか、まるで雲の上を歩いているよう。
    柚子と柿、栗もたくさん取れて、竹の子もたくさん。(春には竹の子泥棒、夏にはカブト虫泥棒。子供だけならともかく親子でやってきて虫かごにごっそり(^^;; 見つけるたび養母は「観察したら、木に返してあげてね。可哀想だから」と優しく諭してました)
    秋に落ち葉を集めて作る焼き芋は最高。
    宮大工さんが建てた釘を1本も使っていない母屋は、どれが大黒柱なのかわからないほど贅沢に木材を使い、関東大震災でもビクともしなかったとか。建具、襖などは金沢から職人さんを呼び、L字の長〜い縁側の雨戸を一か所に収納できる造りはもう同じものを作れる職人さんはいないとか。玄関から勝手口まで続く長い土間に漆喰の壁。
    すべて国産の天然素材の家は真夏でも家の中は違う空気が流れているのではと思うほど涼しく、私が学校から帰ると、常に誰かしら、近所の人や職人さん、養母が趣味で教えていたお茶のお弟子さんなど来ていて、大きな石柱の正門から玄関までの長い石畳を歩いていると土間からいつも賑やかな笑い声が聞こえてきました…
    つい思い返して長くなってしまいましたが、自然って本当に完璧で、自然のままにしておけば(任せておけば)余計な手間もお金もかからないんですよね。
    いそじさんのわけぎや、うちの竹の子のように何もせずとも食料が手にはいり、冷房要らず(土間は冷蔵庫の役目も果たしてました)
    家にいるだけで本当に癒しになるから娯楽要らず。
    養母の家は都心まで1時間弱ですが、50年ほど前は井戸も使っていたようです。
    かまどもまだ現役で、竹の子のアク抜きなどで利用しています。
    人手が加わって便利になったこともあるけれど、自然から遠ざかるほど逆に窮屈になるというか。人工になったものにはいくらでも手を加えられるけど、一度遮断された自然の循環はもとに戻すのは相当時間がかかりますね。
    最終的にはどうなりたいのか。ゴールをイメージしないまま科学技術の進歩のままに来てしまって、いまやどこから手直ししていけば良いのか分からなくなっている感じ。
    コロナもそうですよね。先のイメージを持たないままのマスク生活に自粛生活。

     冷えとりを始めて、腸の変化(というか還元)をその都度感じて、目で見えなくとも私の中の微生物の存在のすごさを何度も体感しています。お通じって本当にカラダからの健康便りですね。
    私も生きてるし、私の微生物も頑張って生きてる。
    そしてそれは他の人もすべて同じ。
    いそじさんがいつも言っている自分一人だけ幸せ、一人だけ健康はないってこと。
    つまり「愛」ですね。
    「生かし愛」に「分かち愛」ですね。
    う〜ん、私はまだまだ冷えているのか愛が足りないな〜^_^;
    気持ちがなかなか上がらないのも毛ほどの根っこ1本しか見えていないんだろうなと思います。
    いそじさんは愛に溢れてるな〜

    • リロさんは素敵な空間で育ったのですね!羨ましいです。
      私だって“毛ほどの根っこ1本しか見えてない”です。人間の理性ってそんなもんなのかもね。なのに思い上がってできてしまったのが今の世の状況かも。そのいい例が今回のコロナ騒ぎです。大阪で騒がれていますが、死亡者の全員が70歳以上だそうで、そのほとんどが持病のある方だとか。なのに緊急事態宣言はなんでやねん!?て思っちゃいます。何か裏に理由がありそうだけど、政府も政治家も腐ってますね。ここまで来たら争うよりも「ま、いっか!」って思うしか無いですね。
      でもカラダは自然が創ったものですからね、カラダで感じつつ心地いい方向に進むっきゃないです。愛もそう、カラダから湧くもんだしね。AI化がもっと進んでこれからの時代、人間的なものは薄れていくでしょうけど、血の通った温かな感性・人間味が求められるようになってくるのでは..いえ、そうならなきゃあ生きるのが苦しくなるよね。

      • リロ より:

        本当に緊急事態だというならば、なぜバッハ会長は海外からやってきていいのか、なぜオリンピックは開催できるのか。
        国民が納得する説明が誰一人できない政治家。
        もう何だかイライラするニュースばかりです^_^;

        私、自分の中から愛とか優しさ湧いてきてる感じ、全くナッシングです!
        だから苦しいのかな…
        まあぼちぼち進みます(^^)

         そうそう、片足立ちとってもいいです。
        すっかりハマりました(^^)
        バランスを取ろうとする動きって大きな筋肉から細かな筋肉にまでしっかりと効いてるのわかりますね。
        骨盤の調整にもいいみたいですね。
        それと中心軸をずっと意識しているせいか、終わった後は瞑想後のようなスッキリ感。モヤモヤが晴れるので、気がつけば片足上げてます♪

        • ほんと政治家や都道府県の知事、使えないっすね。ネット投票になればいくらか政治も変わるかもね。日本はオクレテるよね。というか、できるのにやらないのはなぜか?これも考えるとイラつくよね。
          「私、自分の中から愛とか優しさ湧いてきてる感じ、全くナッシングです!」・・湧こうが湧くまいがリロさんは愛で出来てるんですよ、温か~い愛に包まれて生かされてるんだわ。ナッシングとか言ってるリロさんはほんの表面の人間意識でしょ。判断こそナッシングでドンマイドンマイ
          片足立ちはほんと効くよね!今朝は左右2分ずつやったらかなりキツイ。でも効果ははっきりですね。これは続けなきゃ損よね。3回はつい忘れちゃうので2分を2回でもエエね(^^)/

          • リロ より:

            ネット選挙になれば今行ってない層も
            かなり投票するでしょうから大きく変わるでしょうね。
            でもそれが分かっているから採用されることはないかも。

            いそじさん、片足2分はスゴイです。
            私もやってみたけど、壁に手をついちゃいました^^;

            「温か〜い愛に包まれて生かされてる」
            そっか〜( ; ; )

            • 片足2分で腿を直角より少しだけ高く上げるともっとキツイんだわ。でもかなりカラダがしっかりするみたいよ(^^)/ガンバ

  5. まさ より:

    いそじさん、お返事ありがとうございます。やっぱりインターネットで購入するのが確実ですね。田舎なので卵は平飼いのものが比較的簡単に入手できます(^^)
    牛乳はノンホモのはさらりとしていて本当に美味しいですね。いそじさんのパンと、ノンホモミルクでランチ…贅沢で至福の時間です。

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